瀬野和広＋設計アトリエ|自然と社会が、共に持続的環境形成が育まれる建築とまちづくりをするために。

そらすきまどり

屋台骨から造作、床材から仕上げまで、木部は天竜杉を纏いながらの我々定番的家づくり。精油分を温存しながらの天然乾燥杉纏い空間は、間違いなく暮らし快適空気環境に包まれるはずです。このまち、この場所、この家づくりにおける間取りは、空の間取からはじまりました。空からの恵みを暮らし向きのエネルギーに置き換えながら、世代循環が育まれる住まいと住まい方であってほしいものです。

ツェルコイド

 

屋台骨は言わずもがなの葉枯らし天然乾燥天竜杉。下はアパート２戸、上はオーナー住戸を長屋形式で建てた働く住宅です。アパートは障子戸間仕切りとロングルーズベンチを造り付けました。座って吉、寝転がって直吉。また文机として吉、AVラックや他何載っけても吉のベンチが活躍するはずです。一方２階は、居間から寝室まで小上り座敷をマルチに活用します。板の間は土間に見立てた間取りです。駒沢プレーパークを南借景に、また新たな住まい方づくりが始まります。