瀬野和広＋設計アトリエ|自然と社会が、共に持続的環境形成が育まれる建築とまちづくりをするために。

コトココメイ

世代循環の家づくり、今の間取り

中高層住宅と戸建住宅が混在している一角の都市住居。それまで分断されていた北側「おばあちゃんの家」との一体化と、道に対する緊張感を無くすエスキースに取り組みました。そして、持続的世代循環を読んだ上での大らかな間取りをこの家の現時点での完成としました。

洞間

「洞間」という間取り。

南北に3間、東西を3：2：3に分割、真中をライトコートにしました。東道路側棟はピロティとしながら、中庭の延長、さらにはリビングを通して西側まで視線と風を抜く洞（ほこら）として間取りました。陽と風、四季の移ろいとこのまちの生活風景を、ゆっくりと集められる間として機能するはずです。