- 2011.11.17
- ▼講演会開催記録
▼ 平成23年度「信州木の家マイスター講座」/安曇野
2011年11月17日(木)
テーマ:「信州の木を活かした住宅建築」
主催 : 信州木材認証製品センター
後援 : 長野県、(社)長野建築士会
会場 : もくりゅう館(松本広域森林組合)
▼ J-sense/東京
2011年9月9日(金)
テーマ:「瀬野和広+設計アトリエ 私たちの仕事」
主催 : J-sense
会場 : 住宅産業イノベーションセンター
▼ 東京ネットウェイブメディア時評講座/東京
2011年6月29日(水)7月6日(水)7月13日(水)
テーマ:「建築メディアからデザインの夢を視る」
主催 : 東京ネットウェイブ
会場 : 同校講堂
▼ 東京建築士会練馬支部住まいづくり部会勉強会/東京
2011年5月26日(木)
テーマ:「あらためて住まいのあり方を考える住まいづくり」
主催 : 東京建築士会練馬支部
会場 : 練馬区役所1905会議室
▼ 神奈川県教科研究会「家庭」部会研究大会・講演会/横浜
2011年4月27日(水)
テーマ:「家だけづくりにならない家づくりの話」
主催 : 神奈川県高等学校教科研究会家庭部会
会場 : かながわ県民センターホール
栄村計画
- 2011.11.12
- 文化・商業施設

栄村計画
長野県下水内郡栄村
- 建築面積
- 49.56㎡(14.99坪)
- 延床面積
- 39.74㎡(12.02坪)
- 竣工年
- 2011.11
- 構造規模
- 木造(Zig105)
2間×6間タイプ(単体)
平屋/北信杉 - 施工
- 瑞穂木材
- 関係団体
- 長野県
瑞穂木材
震災からの教訓・壊さなくてもよい仮設建築
Zig houseは災害応急仮設住宅計画から生まれた、私たち独自の軸組み構法です。木軸は同寸正角材のみを最大断面とし、そのまま、あるいは間柱や板材等羽柄材として床壁構成まで使い切ります。東日本大震災の翌日、所謂3.12長野県北西部地震で被害を受けた栄村に、仮設ではない本設として試作されました。この実作を基に更なる合理性を求め改良を重ねています。
Zig house
- 2011.11.01
- プロジェクト

Zig house
- 構造規模
- Zig構法
(木造軸組落し板壁構法
/トラス小屋組)
平屋 - 施工事例
- ・栄村計画
- 2間×6間/Zig105
- ・金華山プロジェクト
- 2間×12間/Zig105
- ・ワタママ食堂
- 2間×9間/Zig120
- ・前谷邸
- 4間×7間/Zig120
・小径木Zig - 2間×2間モックアップ/Zig90
・Zig cube韓国
2間×6間/Zig105 枠組
・本間商店
2間×8間
(横連棟型)/Zig120 - ・石黒邸
- 4間×5間/Zig105
建築に出来ること・3.11・3.12震災からの教訓
災害が発生する度、建築の脆さが浮き彫りになります。被災地のコミュニティは、まず地元が壊され、避難所解散で再び離散、そして時限装置付の仮設住宅でという具合に何度も引き裂かれ、元の場所に戻るあてもままならない地域をたくさん生み出しています。その中で「建築に出来ること」とは、数合わせだけのプレハブ建築供給の制度に甘んじなければならない現実から抜け出す道筋を付けることではないでしょうか。壊さなくても良い仮設建築。壊してもまた組み立てられる汎用性から、仮設の時限、その先の暮らしとコミュニティを継続させる耐久簡易木造施設に依り、用途もフリーに使いこなせる建築システムとして、広く活用できるものと期待しております。